100年以上続く歴史を受け継いで、有機に挑戦するお茶づくり

坂本茶業 坂本えりこさん
プロフィール

坂本 江里子さん・達弥さん

坂本茶業

お茶の産地として100年以上の歴史がある、種子島の古田地区でお茶業を営むご夫婦。夫婦ともに種子島出身で、えりこさんの家業である茶業を継ぎ、現在広大な畑を徐々に有機栽培に転換中。愛犬のキュートなパッケージが坂本茶業のトレードマーク。

目次

お茶の栽培適地として開墾された種子島の古田地区”番屋峯”

実は鹿児島は、お茶の生産量1,2を争うお茶大国。種子島でも多くの茶畑が見られます。
種子島のお茶の歴史は、100年以上前にさかのぼります。
当時、種子島古田地区の”番屋峯”という土地がお茶栽培に適しているのではないかということで、静岡から数名の方が移住し、開墾していきました。

その種子島のお茶の聖地ともいうべき古田地区・番屋峯で、最初に開墾した祖先たちの後を受け継いで、大切にお茶を栽培されている坂本茶業のご夫婦。

えりこさんのおじいさまは、開墾のために移住してきた方です。
たつやさんは、島の生まれですが実家は農家でなく、奥様の家業を一緒に継ぐために古田にやってきました。

坂本茶業の坂本えりこさんとたつやさん
坂本茶業の茶畑にて。仲睦まじい、えりこさんとたつやさん。

大好きなお茶をもっと多くの人に知ってほしい

苦労して農業をされている農家が多い中、坂本茶業のご夫婦はとても楽しそうにお茶の話をされます。
実家が農家ではなかった、たつやさんに聞いてみると「農業は楽しい!」とやわらかな笑顔で答えてくれます。

近年、急須でお茶を飲む文化が廃れつつあり、お茶の市場価格もずいぶん下がりました。単価が良かった時期と比べると、10分の1まで下がってしまっているそうです。
ペットボトルのお茶は単価の安い茶葉を使っているので、いくらペットボトルのお茶が売れても、お茶農家は儲からない仕組みになっています。

そんな中で、若い人にももっとお茶の魅力を知ってほしい、と坂本さんは考え、生産したお茶を市場へ出荷するだけなく、有機栽培に挑戦したり、自社販売のためのパッケージングを考えたりと、新たな事業に乗り出します。
また、「種子島のお茶:種茶(たねちゃ)の魅力をもっと知ってほしい」と、島のお茶農家数軒で「チーム和茶・わちゃ」を結成し、情報発信などPR活動を盛んに行っています。

茶樹の成長について指さしながら説明する坂本ご夫妻
有機栽培で健康なお茶の木を育てる方法を説明するお二人。健気に育つお茶の木が「かわいくて仕方ない」そう。

七変化するお茶

お茶の魅力は何ですか?と聞いたところ、「作り方によって味が全然ちがうこと」と答えてくれました。

緑茶やウーロン茶、紅茶、ほうじ茶などお茶の種類はたくさんありますが、実はすべて同じ1枚のお茶の葉から出来るってこと、知っていましたか?
お茶は生葉の状態から蒸したり、発酵させたり、乾燥させたり火を入れたり…多数の工程を経て、私たちが知る「茶葉」になります。
それぞれの工程の時間や手順によって、最終的にできるお茶の種類が変わってくるんです。また、淹れ方によっても味が変わるといいます。まさに七変化ですね。
坂本茶業では、このおもしろさを知ってもらおうと、様々なお茶の種類の製造にチャレンジしながら、試飲会などの体験も行っています。

お話好きなえりこさんと、寡黙に見えて実はおちゃめなたつやさん、二人ともとてもお茶が好きなんだなぁということが伝わってくる、素敵なご夫婦です。

坂本さんのウーロン茶
坂本さんのウーロン茶の見た目は緑茶ですが、風味は見事なウーロン茶!

坂本茶業のことをもっと知りたい方へ

坂本茶業さんで農業体験させていただいたときの様子をご覧いただけます。

のっちーよ種子島は坂本さんの「お茶の魅力をもっと広めたい!」という想いに共感し、のっちーよオンラインショップにて坂本茶業さんの商品を取り扱っております。ぜひご賞味ください。

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